東京都府中市 KH邸

2011.07.29 完成
2×6工法、38坪のカナダ輸入住宅です。
外壁材は、セルコホームオリジナルの素焼き煉瓦です。
オーストラリア産の粘土を窯で焼いた自然素材なので、劣化が一切しません。
つまり、メンテナンスの必要のない外壁材なのです。
年月を経るにつれて、趣きと風合いが増していくのも特徴的です。
階段を中心として、玄関からリビング・ダイニング・キッチンと仕切り無しで繋がっています。
全てを含めると約30帖の空間になります。
キッチンは、背後のアイランドキャビネットにシンクを設置して、IHクッキングヒーターとシンクを分離したお洒落なものになりました。
階段を上がると、大きなファミリーホールが広がり、その2階ホールと1階リビングが、大きな吹き抜けで繋がっています。
そして、階段と吹き抜けの手摺全てに、カナダ産最高級オークを彫り込んだ無垢手摺子をあしらいました。
とっても贅沢で、開放感のある間取りになりました。
完成が楽しみですね。
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セルコホームオリジナルの洗面化粧台です。
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吹き抜けには、クロスを貼るために、内部に足場を掛けます。
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外壁材は、メンテナンスフリーの素焼きレンガです。
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銀色に光るものは、外壁の素焼きレンガを引っ掛けるレールです。素材は溶融亜鉛メッキ鋼板で、100年以上の耐久性があります。
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これから石膏ボードのビスや凹凸をパテで埋め、クロスを貼る作業に入ります。
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フローリングが貼られています。
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白いシートは壁体内の湿気を外へ逃がし、外部からの湿気を通しません。そのシートの上に、胴ぶち(白いシートの上から縦に貼られている木材)を貼り、その胴ぶちの上から外壁を貼っていきます。胴ぶちの役割は、白いシートと外壁の間に空気を流し、壁体内を常に換気させることです。
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石膏ボードが貼られました。火に曝されると、20分の間、水蒸気を発しますので、火の延焼を防ぎます。
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2階にユニットバスがくる場合、このような支えを組み込みます。
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カナダ製の高密度グラスウールが充填されました。床下と天井には216mm、壁には150ミリという非常に分厚い断熱材が入ります。
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一階と二階の間には、遮音のためのグラスウールを充填します。そして、銀色に見えるものが、遮音金物です。この金物は、断面が特殊なS字になっており、2階からの音を横へ分散させて、一階に伝わりにくくさせる効果があります。
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中間立会いの最終確認を元に、配線工事が行われました。当社の場合、配線などは、木材に丸い穴を開けて通します。よく木材の下に配線を這わすメーカーもありますが、その場合は、気密シートが破けたり、断熱材に隙間が出来たりします。当社は手間が掛ろうとも、高気密工断熱への努力は惜しみません。
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すでに家の形になっていますね。これから外装の施工に入っていきます。
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木材にマジックで何やら書かれています。ダウンライトや配線の位置ですね。配線は、中間立会い時に最終の打合せを行います。
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屋根のてっぺんにある隙間は、屋根裏の空気を逃がす換気孔です。棟換気と呼びます。
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2階木工事に入りました。
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外観になります。段々と家の形が出来上がってきます。
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1階フレーミングか完了しました。
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木工事の開始です。2×6材をくみ上げていきます。
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基礎が完成しました。給排水管はメンテナンスのしやすいヘッダー配管です。
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基礎コンクリートが流し込まれました。しっかり家を支えて下さい。
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基礎の配筋です。頑丈そうですね。
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土地に縄を張り、家の配置を確認します。
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建築地です。ここに素敵な住まいが建つのですね。