川崎市麻生区 MS邸
2010.07.31 完成
42坪のカナダ輸入住宅です。
外観は、双方の切妻屋根が並び、中心には真っ白なバラスター(ボーリングのピンのようなもの)の手摺を擁したバルコニーが配置されます。
そして、その上の煙突が、中世のヨーロッパを想わせます。
外壁材は、セルコホームオリジナルの素焼きレンガ。
メンテナンスは一切必要ありません。
10年もすれば色あせてくる外壁材とは違い、素焼きレンガは、月日を経るにつれて、深みと趣きが増していきます。
間取りでは、玄関を入れば、
仕切り無しでLDKの大空間が広がります。
カナダ輸入住宅の断熱性能が、その間取りを可能にさせます。
20帖近いリビングの上部には、8.5帖の大きな吹き抜けが広がります。
そして、その吹抜けを通して、リビングに設置された暖炉の煙突が伸びていきます。
素敵な住まいが出来上がりますね。
楽しみです。
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キッチンが出来上がりました。素焼きレンガとオークのキッチン扉が、よく合いますね。
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2階ホール吹き抜けから、1階リビングを望みます。タイル張りの一角には、薪ストーブが設置されます。楽しみですね。
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足場が外れ、外観が顕になりました。壮観ですね。
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いったいこの穴は何でしょう?そう、薪ストーブの煙突です。
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キッチンの前には、素焼きのレンガを施します。汚れも風合いになる、それが素焼きのレンガです。
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オーク無垢の手摺子にクリア塗装を施しています。
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レンガを貼っています。正確には、レールに引っ掛けています。
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外壁のレンガは、接着剤で貼るものではなく、固定されたレールに引っ掛けていく乾式工法になります。レンガが欠けたり、落ちたりすることが、ほとんど無くなります。
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吹き抜けのリビング階段です。カナダ産オーク無垢材の高級手摺子が、全て見渡せます。素敵ですね。
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主寝室の勾配天井に、パインの羽目板を貼ります。高級感が漂いますね。
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胴ぶち(縦に並べて貼られている細い木材)の上から、レールを貼ることによって、その隙間に空気を通し、外壁裏の結露を防ぎます。このレールには、素焼きレンガを引っ掛けていきます。レール自体は、高性能溶融ガルバニウム鋼板というものを使用しますが、計算上、100年以上の耐久性を誇ります。
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分厚い断熱材を、気密シートで覆います。内部をサランラップで包み込むように気密をとるため、魔法瓶効果で、天井と床の温度差を最小限に抑えます。
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ねじれて見える金具は、「ハリケーンタイ」といい、北米で生まれました。北米特有の大規模な竜巻にも耐えうるような設計がされています。
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24時間セントラル換気システムです。2時間のサイクルで、中と外の空気を入れ替えます。気密性が非常に高い建物なので、空気がよどまないように、強制的に換気させます。換気計算により、空気を満遍なく動かすため、結露の防止にもなります。
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緑色に見えるのは、屋根材の下地です。そして、重ねて乗っているのが、オークリッジプロという屋根材です。
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ただいまフレーミング(木工事)中です。煙突が目立ちますね。
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屋根の頂上に、細長い穴が開いていますね。棟換気といいます。屋根裏の湿気をそこから逃がします。