東京都世田谷区鎌田 MT邸
2010.11.19 完成
約33坪、2×6工法のカナダ輸入住宅です。
通常、家の隅は直角になります。
しかし、この度のお住まいは、敷地の形状を最大限に生かすため、お住まいの隅の一部分を直角以上に角度をつけて、一階主寝室と、その上部のバルコニーを、なるべく広く取る工夫がされています。
そして、特筆すべきは、中二階を設け、階段の途中から天井高1m30cmの大収納へ入られるようにしています。
内装も、キッチン・ダイニングやサンルームスペースには全てタイル床を使用するなど、施主様のこだわりが満載です。
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クロスが貼られました。ダイニングの横の小さな棚がお洒落ですね。
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クロスが貼られました。お洒落な勾配天井になりそうですね。
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白く見えるのは、パテ処理のあとです。パテ処理とは、石膏ボードにあるビスや凹凸を埋めて、クロスを貼りやすくするためのものです。
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対面キッチンの傍らには、造作の板を設けます。お洒落ですね。
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外壁材は、グレーのラップサイディングです。シックな味わいですね。
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石膏ボードが貼られました。火にさらされると、約20分の間水蒸気を発し、火の延焼を抑えます。
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バルコニーの防水加工をしています。雨に濡れぬよう、しっかりと養生をします。
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カナダ製の高性能グラスウールを充填しています。15センチの厚みの断熱材です。他社と比べてみてください。
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グレーに見えるものは、屋根とグラスウールに隙間を設け、結露が起きないよう空気を流すためのものです。エアバッフルと呼ばれます。
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屋根材が貼られました。色褪せを抑制するアスファルトルーフになります。
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屋根の下地が貼られました。防水もバッチリです。
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屋根が上がりました。
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24時間換気は、全熱式熱交換型換気システムを採用しています。外の空気と室内の空気を一度ぶつけて、熱交換を起こさせ、室内の温度に近い新鮮な空気を取り込みます。
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これから二階の木工事です。一階は、壁天井床の面で、強固に家を守ります。
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中二階の収納です。階段途中から、入られるようにしています。
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木工事の最中です。外周部には2×6材(38mm×140mm)、床下・天井には、2×10材(38mm×241mm)という非常に奥行きの深い木材を使用します。
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床下の断熱材が準備されています。202ミリのカナダ製高性能グラスウールを床下に充填します。
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一階床下の構造材(床根太)が組まれました。2インチ×10インチ(8.9cm×25.4cm)の強固な構造材を、406mmの間隔で並べていきます。
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基礎の低盤が完成しました。
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基礎の鉄筋を組んでいます。きめ細やかな組み方ですね。
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地盤補強のために、杭工事を行いました。固い地盤まで杭を打って、その杭の上に、基礎を乗せるような形になります。
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建築地になります。素晴らしい住まいが創られます。