共働きなので出かけている間に洗濯物を干す空間を設計。リビングに洗濯物が見えなくてスッキリ。

階段下をトイレとして有効活用。クロコ皮風の壁紙を使うなど、細部にもこだわりを盛り込んだ。

主寝室は天井高が最高4m。だから床面積が7.7畳とは思えない開放感が叶えられた。

小屋裏を利用したご主人の隠れ家的一室。読書や模型を組立てたり、趣味を楽しむお気に入りのスペース。

冬の朝、パジャマだけでキッチンに立っても寒くないそう。前日の暖房の暖かさが残っているのだ。

子供室は3.7畳と狭い分、タテに空間を広げ、ロフトも設けた。床は足腰に優しいパインの無垢材に。

T氏邸は玄関ホール上部が吹抜けで、LDKとも仕切りがなくつながっている。階段もリビングと一体になる間取り。「こんなにオープンでもエアコン1台、しかも朝2時間、夕方3時間くらい動かすだけで、家中が暖まります。電気代も思ったほど掛かりません」。奥様の嬉しそうに語る表情が満足感を表していた。